ゼンマイの驚くべき事実と栄養とは?

みなさん、こんにちは。

亮です。

 

5月から初夏にかけて旬になる食材にゼンマイやワラビやコゴミといった山菜があります。

今回は山菜の中でも、ゼンマイについてご紹介します。

 

ゼンマイとは?

韓国の伝統的な食品のブラッケン、おかず

(引用:サンキュ!)

私はゼンマイの煮物が地味ですが幼い頃からの好物です。

家庭の味と言っても過言でないくらい、母が作る好きな料理のトップに入ります。

飲食店のメニューでは、あまり見かけないゼンマイ。ナムルの盛り合わせでもやしと共に盛られているという印象の方が多いでしょうか。スーパーで頻繁に購入するという方は、そうそういないかも知れません。

 

ゼンマイはゼンマイ科ゼンマイ属のシダ植物で、若芽が食用。なんと、日本では北海道から沖縄まで各地の野山に自生しているそう。

そして驚きだったことは、ゼンマイに雌雄があるということ。

「男ゼンマイ」は巻いている葉の部分が膨らんでいて葉の表面がざらついています。

一方、「女ゼンマイ」は茎がやや太めで巻いている葉の表面がつるっとしていて少なめです。

男ゼンマイは、食べれない訳ではありませんが、やや固く女ゼンマイに比べて味が落ちるということで採らない方も多いそう。

 

ゼンマイの栄養は?

ゼンマイ

(引用:サンキュ!)

栄養素のひとつとしてβ-カロテンがありますが、抗酸化作用があり、活性酸素から細胞を守ることで、がんの予防効果が期待されています。また、体内では必要に応じてビタミンAに変換されることで、肌の健康を維持して、美肌効果も期待できると言われています。

 

β-カロテンの吸収をよくするためには、加熱したり、油を使った調理が適していると言われているので、ゼンマイを油で炒めてから煮るとより栄養価を吸収することができそうです。

 

また、タンパク質や細胞をつくるのに必要な核酸を合成する栄養素の葉酸も含まれています。

 

知らない知られていないことが多いゼンマイのようですが、栄養もおいしさも十分あります。皆さんもぜひゼンマイを召し上がってください。

 

では、また。



参照:

ゼンマイ/薇/ぜんまい:旬の野菜百科 (foodslink.jp)

 

【管理栄養士監修】「ぜんまい」の主な栄養素とカロリーまとめ!おすすめの調理方法は? | サンキュ! (benesse.ne.jp)